このサイトのカロリー計算は、最後に1日のカロリーをフードのカロリー含有量で割ります。エネルギー密度が違えば、それまで慎重に入力していても、グラム数は違ってしまいます。
犬用ドライフードは通常、約3,300〜4,200 kcal/kgと幅があります。実際のフードが範囲の反対側にあるのに初期値を使うと、計算結果はおよそ4分の1変わります。
根拠の表示方法
- 出典による裏づけ引用した機関の資料に直接記載されている内容です。
- 当サイトによる解釈根拠を慎重に読み、世話をする人の判断に適用した案内です。検証された臨床手順ではありません。
- 根拠が不足採用した情報源では確認できなかったため、数字を作って示していません。
カロリーとグラムの違い
給餌量の推奨ではなく、計算方法の例です。1日400 kcalのうち、おやつが40 kcal、フードは3,600 kcal/kg(1 gあたり3.6 kcal)と仮定します。
- 1日の総カロリー
- 400 kcal
- おやつのカロリー
- 40 kcal
- フードに割り当てるカロリー
- 360 kcal
- 1日のフード量
- 100 g
(400 − 40) ÷ 3.6 = 1日100 g。2食に等分すると1食50 gです。この数値はご自身のペットに合わせた推奨量ではありません。
フードのカロリー表示の例
単位を説明するための数値例で、商品の推奨ではありません。計算機ではkcal/kgを使います。
- 3,600 kcal/kg
- kcal/kgの入力欄に3600を入力してください。
- 360 kcal/100g
- 360 × 10 = 3,600 kcal/kg
- 360 kcal/cup
- この商品の1カップが100 gの場合に限り、360 ÷ 100 × 1000 = 3,600 kcal/kgとなります。
カップは重さではなく体積の単位です。そのフードの1カップ当たりのグラム数を確認するか、メーカーにkcal/kgを問い合わせてください。どのフードも1カップ100 gとは限りません。
数値の探し方
袋の側面や裏面、栄養適合性の表示の近くにある代謝エネルギー(ME)を探します。通常はkcal/kgで表示され、カップあたりや缶あたりの数値も併記されることがあります。
カップあたりのkcalしか見つからない場合は、メーカーのサイトで確認するか問い合わせてください。カップ1杯の重さは粒の形や密度で変わるため、自己流で換算すると、避けたかった誤差が生じます。
初期値の役割
フードの種類を選ぶと、計算機は数値を自動入力します。袋を確認する前におおよその見当をつけるための中間的な値であり、実際のラベルの代わりではありません。
| フードの種類 | 犬 | 猫 |
|---|---|---|
| ドライ | 3,800 | 4,000 |
| ウェット | 1,100 | 900 |
| セミモイスト | 2,800 | 2,900 |
| フリーズドライ | 4,800 | 5,000 |
ウェットとドライの差に注目してください。同じ犬でも、ウェットではドライの約3〜4倍の重さが必要です。種類を変えると表示量が大きく変わるのはそのためで、正しい種類の選択が大切です。
最後にフードの重さを量る
正確なエネルギー密度を調べたら、最後の計量でも精度を保ちましょう。粒の詰まり方や形によって、計量カップは30%以上ずれることがあります。手頃なキッチンスケールで、日々の給餌の大きな誤差を減らせます。
結果をカップではなくグラムで示す理由も同じです。体重の単位をポンドに変えても、フードの量はグラムのままです。
犬と猫の計算機の「推定を調整する」に入力欄があります。種類を選ぶと数値がリセットされるため、先に種類を選び、その後で袋の表示値を入力してください。
出典
- AAFCO Reading Labels
- WSAVA Global Nutrition Committee Guidelines on Selecting Pet Foods (PDF)
- Pet Nutrition Alliance Calculating Calories Based on Pet Needs